150周年記念式典

11月9日、眩しいほどの陽光の下、記念すべき150周年式典が行われました。

 
保護者の方々、地域の方々をはじめ、たくさんのご来賓の方々が祝福に駆けつけてくださいました。まさに、南でジョインの名の通り、南加積地区みんなの力が集結したような場になりました。
<第1部 式典の部>
まずはじめに、実行委員長、校長挨拶の後、中川上市町長様をはじめ、ご来賓の方々からご祝辞をいただきました。また、長年、本校のためにご尽力くださった3名の方へ、感謝状が贈呈されました。
そして式典の締めくくりは、ブラスバンドの演奏による校歌斉唱です。子供たちは、迫力のある演奏に体を揺らしながら楽しく、元気いっぱいに歌いました。ご来賓、保護者・地域の方々と声を揃え、体育館中に校歌が響き渡りました。
 
 
 
 
 
<第2部 記念行事 学習発表の部>
南加積保育園児の発表では、リズムよく、力強く旗を振る姿はとてもかわいらしく、頼もしいものでした。観客の皆さんの手拍子と合わさり、とても温かい雰囲気となりました。
 
 
続いては、小学生の発表です。これまでの学習の中で、たくさんの地域の方と関わってきた子供たち。そこから学んだことを各学年ごとに発表する形で、全校一丸となって作り上げた発表となりました。
地域の方のがんばりや大変さ、そこから感じられたことや学んだこと等を盛り込んだ内容で、改めて「南加積っていいところ」ということを観客のみなさんに伝えることができました。そして、6年生が考案したオリジナルダンスをみんなで踊りました。
 
 
 
 
 
次は、かるたで綴る南加積のコーナーで、子供たちや地域の方のつくった「みなみのかるた」が紹介されました。

各学年の子供たちの南加積の地域で経験したことを、子供らしい感性を生かし、かるたに表現したものが紹介されました。また、地域の方のものは当時のことを知る方にとっては懐かしく、子供たちにとっては「そうだったのか!」と驚くものでもあり、地域愛溢れる作品でした。

 

午前の部最後は、廣野の獅子舞の披露でした。
まず二人組の鬼のパフォーマンスがあり、子供たちは大興奮!少し怖がったりする子から、仲よくタッチする子まで様々な様子が見られました。
リズミカルなお囃子や息の合った獅子舞の演舞、子供たちの力強い跳躍が光る舞が合わさり、見る者を引き付けてやまないステージになりました。地域の方が一つになった力が感じられ、最後を飾るにふさわしい盛り上がりを見せました。これからも歴史ある廣野の獅子舞を引き継いでいってほしいと願っています。

昼食は子供たちが楽しみにしていたお弁当。
さらに、3年生が稲葉農園さんで収穫を手伝った里芋を使った芋鍋が振る舞われました。具だくさんでとてもおいしい芋鍋にみんなが大満足の様子でした!

<午後の部>

午後の部は、低・中・高学年に分かれ、ものづくりマイスターによる「ものづくり教室」が行われました。

低学年は「タイルアートづくり」を行いました。
フォトフレームの枠部分に色とりどりのタイルを貼り付け、自分だけのものを作ります。子供たちは保護者の方や家族と一緒にアイディアを出し合ったり、手伝ったりし合いながら楽しんで作業を進めました。家族の人たちと協力することで、とても温かみがあり、かわいらしい作品が出来上がりました。

中学年は「ネイチャークラフトづくり」を行いました。秋の木の実を使って、おしゃれな鉛筆立てを作りました。接着部分も講師の先生にアドバイスをいただきながら、安全に作業を進めました。

高学年は「銅板レリーフ・表札づくり」を行いました。

細かな作業もさすが5・6年生。丁寧に作業を進め、格好いいレリーフになりました。光るところと黒いところをよく考えながら、細かなところまで表現することができました。