学校保健委員会 南っ子の「よいすいみん」について考えよう!

学校保健委員会を開きました。南っ子一人一人が自分の生活を振り返り、よりよい睡眠の方法を考えることがねらいです。

はじめに、保健委員会が、全校の「とやま元気っこアンケート」の結果をもとに発表を行いました。南っ子の睡眠の実態をクイズ形式で楽しく確認し、みんなで「すいみん王」の座をねらいました。
アンケートから、南っこは昨年と比べ「①早寝できる人が増えている」「②けれども朝あくびをしてしまう人も増えている」「③ぐっすり寝ることができる人が減っている」という結果が得られました。保健委員会はこの結果から「南っこは睡眠の質が下がっているのではないか」と考察し、これを課題として発表しました。

保健委員会の発表後、上市中央小学校で校長先生を務めていらっしゃった伏黒昇先生から、子供たちの睡眠の質を高めるための3つの大事なことを教えていただきました。

①成長ホルモン
21時から23時頃の眠りが深い時期にかけて分泌され、体を成長させたり、病気をやっつけたりできるそうです。まさに「寝る子は育つ」ということでした。

②かたづけ
寝ているときに、頭の中の整理が行われているとのことでした。1日の楽しかったことや学んだこと、くやしかったこと等、いろんな感情や情報が頭の中で整理されており、それに伴って体が動くとのことでした。子供たちは、これが寝相が悪いということかと納得しているようでした。

③しあわせホルモン(セロトニン)
朝6時から7時頃に分泌されるものであり、太陽の光を浴びることで、一日いい気分で過ごせるとのことでした。対して、夕方頃からは眠気を誘発させるメラトニンが分泌されるそうです。どちらも、早寝・早起きにかかわってくるようです。
数々の目を引くパフォーマンスやあっと驚く演出で、子供たちは楽しみながら睡眠の質の大切さを学ぶことができました。子供たちには、今後の睡眠の質をより高めて、本当の「すいみん王」になってほしいですね。